がんの実態と告知 体験レポート

末期がんと在宅ホスピス実体験レポート 1

がんの実態と父のがんの告知

今、がんは2人に1人と言われ、そして
日本人男性45~89歳  女性35~85歳
死因の1位ががんです。

部位別罹患率は
男性 前立腺 胃 肺  
女性 乳房 大腸 肺

前立腺がん・乳がんが近年増えてきているのは、
食生活の欧米化と言われています。
乳がんは女性12人に一人の割合です。

一般的にがんが増えてくる年代は40代からですが

女性は30代から急激に乳がん罹患率が増えます。
また、
他のがんは遺伝的要素は関係ないということが
最近の医療で分かってきていますが

この1位の乳がんに関してだけは、遺伝的要素が高いとも言われています。

そう言ったことから、米国の人気女優、アンジェリーナ・ジョリーさん37歳当時に
「将来の乳がん予防のための乳房切除」が話題ともなりました。
賛否両論だと思いますが・・

今、本当がんの話題が多く、芸能人の方が、がんに罹患されたと
テレビでも毎日のように聞かれます。

このレポートは、父のがんという、家族からの体験レポートです。

2人に1人と言われても、自分はそうならない方の1人と誰しも思います。

ですが、万一の場合に情報を持っていることが
その後の治療やQOLが随分変わってくるのも事実です。

私は、外資系生保でがんの実態のことをたくさん勉強しましたが、
体験された方、皆さまおっしゃるのが
病院の情報や、治療の実態、それからどのように戦うか・・・を
もっと調べておけばよかった・・・
もっと考えておけばよかった・・・ということです。

体験レポート1 がんの発見・告知

がんを本人に告知しないことの方が多かったのは、もうずいぶん前。
医療技術が進歩し、治せる・・生きる時代になってきた今
告知が一般的です。

父は、ヘビースモーカーでした。
男性の肺がんの原因はやはりたばこが多いようです。
(女性の肺がんは、たばこが要因でないことが多く、女性ホルモンの関与とも言われています。)
 
肺がんの原因:
1位 喫煙 (受動喫煙も含む) 
2位 女性ホルモン
3位 環境汚染

肺の細胞が傷つくことが大きな要因で、そのきっかけとして上位があげられています。
  
父は、たばこをよく吸っていたので、自分でも自覚して
毎年定期健診を受けていましたが、

1年だけ仕事が忙しくて行けなかったことがあり、
その翌年の定期健診で肺に影が映っていることが分かりました。

なぜ、1年行かなかったのだろう…と、何度も悔やまれました。

掛かり付けの病院から、すぐに大きい病院に紹介され、検査を受け
家族が呼び出されました。

母が、自分だけでは不安だということで、私も付き添いました。

よくドラマで見るような、先生との対話室のような狭いところで、
レントゲンだけが、妙に明るく飛び込んできたのを覚えています。

左側の上部が明らかに白くなっていました。

肺がんでした。
肺がんの種類によっても、治療法は随分と違うようですが、
父の肺がんが、どの種類だったのか・・・
詳しくは覚えていません。

「がんだけに、がーんとしましたか?」と、
どう、リアクションしたらいいかの分からないようなことを、
その時、看護師さんが言われ、
固まった空気をどう崩したらいいかも分かりませんでした。

だけど・・・
こんなにあっさりと、告知を受けるのだ・・・と。

病院を紹介されてから、きっとそうだろうなと覚悟はあっても
やはり、動揺しました。

聞きたいことが、いっぱい頭を渦巻いても、
言葉にできたのは

「手術できますか?」

「早く取ってください・・・」

それが精一杯でした。

がんと言ったら、やはり進行・転移が一番心配だし、
手術できるなら、1日も早くして欲しい・・・と。

だけど・・・

すぐに取り除いて欲しいと思うのに、
入院するためのベッドの空き待ちをしなければならないということで、

早くても1~2か月は待つことになると説明を受けました。

入院申し込みのカウンターへ行って、
空き待ちの予約をして帰りました。

個室を選ぶのか、相部屋でいいのか、
もしくは、早く空いた方を選択するのかも、
考えておかなければなりません。

個室を選択した場合
差額ベッド代は、平均的に1日当たり15000~3000円くらいの
病院が多いようです。

父は、相部屋を待つことにしました。

次は、末期がんと在宅ホスピス実体験レポート2 がん摘出手術

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