末期がん体験レポート5 緩和ケアとの出会い

父の苦しみが、痛み中心になっていましたので、
今受けている治療とは少し違うように感じてきました。

そんな時、ペインクリニックと在宅ホスピスを知りました。
この出会いが、父の最後を救ってくれました。

大きな病院での緩和ケアと・・在宅ホスピス・・

私の知人の奥様は、大学病院で治療を受けられていましたが

まだ、積極的に抗がん剤などをして
本人も生きるために戦っているつもりなのに 

ある時、主治医の先生から緩和ケア病棟の予約を勧められたとそうです。
その方は、仕事もあるから自宅で診るのも通院も大変だからと
1日3万円の差額ベッド代がいる個室で、
入院を頼み続け、入院生活を送られていたのですが・・・

緩和ケア病棟に移るには、担当医師・緩和ケア病棟の医師・
そして本人との面談が必要です。

戦っている途中で、なぜ??と、家族は葛藤します。

面談が必要と言われても、本人に告げられるものでもありません。

積極的な治療は、もう効果を期待できないのだと・・・
治療を諦めよう・・・となるのですから・・

だけど、緩和ケア病棟があるような大きな病院では
この緩和ケア病棟も2~3か月待ちなのです。

積極的な治療をもうしない!!と決断してすぐに移れるものではないのです。
だから、医師は、早めに予約を取るように家族に促します。

少し、納得できないような・・・そんな思いがします。

結局、その方は緩和ケア病棟を待ちながら、
移るという願いは叶いませんでした。

父の場合は、まず、通院でペインクリニックの先生にお世話になりました。

飲み込むのも苦痛のような薬はもうやめて、
痛みのコントロールは小さな針を肩に埋め込んでもらいました。
薬の飲み忘れや時間を気にせず、適量がずっと注入されるので
随分楽になったように思いました。

それに、治療ではなく、痛みや苦痛を和らげる専門ということで、
何より、本人や家族への心のケアもあり難かったです。

次は、末期がん体験6 在宅ホスピスと言う選択

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